iPhoneとAndroidで位置情報を共有する方法|OSが違っても使える手順
「位置情報を送って」と頼んだら、相手がiPhoneで自分はAndroid(またはその逆)だった——。この組み合わせは意外とつまずきます。スマホに最初から入っている位置共有の仕組みは、同じOS同士を前提に作られているものが多いからです。
この記事では、iPhoneとAndroidが混ざっていても問題なく現在地を共有する方法と、標準機能を使う場合につまずきやすいポイントを整理します。
なぜOSが違うと位置情報の共有でつまずくのか
スマホに標準搭載されている位置共有機能は、次のようにOSごとに分かれています。
| 機能 | 使える端末 | 相手に必要なもの |
|---|---|---|
| 「探す」(Appleの位置情報共有) | iPhone・iPad・Mac のみ | Apple アカウント |
| Googleマップの現在地共有 | iPhone・Android 両対応 | Googleアカウント(+アプリ) |
| LINEの位置情報送信 | iPhone・Android 両対応 | LINEアカウント・友だち追加 |
| ブラウザ完結型のサービス | OSを問わない | ブラウザのみ |
表のとおり、Appleの「探す」はiPhone同士でしか成立しません。相手がAndroidの場合はそもそも選択肢に入らないため、「送ったのに相手が見られない」というすれ違いが起きます。
GoogleマップやLINEはOSをまたげますが、どちらも相手側にアカウントとアプリが必要です。仕事の相手や初対面の人に「まずアカウントを作って友だち追加してください」と頼むのは、現実にはハードルが高い場面もあります。
ポイント:OSが混在するときに確認すべきなのは「相手のスマホがiPhoneかAndroidか」ではなく、「相手に何を用意してもらう必要があるか」です。ブラウザだけで開けるなら、OSの違いは問題になりません。
方法1. ブラウザで共有する(OSを問わない)
もっとも確実なのは、Webブラウザだけで完結する位置情報共有サービスを使う方法です。iPhoneのSafariでもAndroidのChromeでも同じURLが開けるため、相手の端末を気にする必要がありません。ここでは無料の「ちょこシェアMAP」を例に手順を紹介します。
手順
- トップページを開き、共有したい時間(15分〜12時間)を選ぶ
- 発行された共有URLを、LINE・メール・SMSなど普段の連絡手段で相手に送る
- 相手がURLをタップし、位置情報の利用を「許可」する
- 同じ地図上にお互いの現在地が表示される
アプリのインストールも会員登録も不要で、iPhoneとAndroidが混ざっていても手順は変わりません。指定した時間が過ぎると共有は自動で終了するので、切り忘れの心配もありません。
3人以上でOSがバラバラでも同じ
URLを知っている人が同じ地図に集まる仕組みなので、iPhoneが2人・Androidが3人といった混在グループでもそのまま使えます。グループ全員に同じURLを送るだけで済みます。
方法2. Googleマップを使う
お互いがGoogleアカウントを持っていて、両方ともGoogleマップアプリを入れているなら、この方法も使えます。
- Googleマップを開き、右上のアカウントアイコンをタップ
- 「現在地の共有」を選ぶ
- 共有する時間、または「オフにするまで」を選択
- 共有相手を選ぶか、リンクをコピーして送る
注意:「オフにするまで」を選ぶと、自分で止めるまでずっと現在地が相手に見え続けます。用事が済んだら共有を停止するのを忘れないようにしてください。時間を決めて共有したい場合は、必ず時間指定を選びましょう。
方法3. LINEで位置情報を送る
LINEでも位置情報を送れます。トークルームの「+」から「位置情報」を選ぶだけなので手軽ですが、注意点があります。
LINEで送れるのは「送信した瞬間の場所」を写した静止画のようなもので、その後あなたが移動しても地図上の位置は更新されません。移動しながら合流したい場面では、送り直しを繰り返すことになります。
目的別のおすすめ
| やりたいこと | 向いている方法 |
|---|---|
| 相手のOSがわからない・聞きづらい | ブラウザ完結型 |
| 相手にアプリを入れてもらえない | ブラウザ完結型 |
| 移動しながら合流したい | ブラウザ完結型 / Googleマップ |
| 集合場所を一度伝えるだけでよい | LINEの位置情報送信 |
| 家族の居場所を継続的に把握したい | Googleマップ(時間無制限の共有) |
うまくいかないときの確認ポイント
- 位置情報の許可が「許可しない」になっていないか — 端末の設定からブラウザやアプリに位置情報の利用を許可してください
- 屋内や地下にいないか — GPSが届きにくい場所では位置がずれたり取得できないことがあります
- 省電力モードがオンになっていないか — 位置情報の更新が止められている場合があります
より詳しい対処は位置情報が共有できない・ずれるときの原因と対処法で解説しています。